特 徴
アロンアルフア#233ES3 微赤は、低粘度で作業性の良い無溶剤タイプのシアノアクリレート系接着剤です。従来のシアノアクリレート系接着剤では不可能な発泡スチロール(低~中発泡率)の用途に使用できます。
一 般 性 状
外 観 | 微赤色液体 |
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主 成 分 | エチル α- シアノアクリレート |
粘度(mPa・s/25℃) | 3,000 |
性 能
① 発泡スチロール接着性
#233ES3 微赤と#201淡赤の発泡スチロール接液性比較
(比較を明確にするため濃くした#233ES3 微赤色を使用)
② セットタイム
基 材 | 硬質塩化ビニル | FRP | ビーズ発泡ポリスチレン (発泡倍率約40倍) |
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セットタイム (≧sec.) |
3 | 8 | 10 |
③ 引張りせん断強度
基 材 | 硬質塩化ビニル | ビーズ発泡ポリスチレン (発泡倍率約40倍) |
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接着強度 (N/mm²) |
15 | 母材破壊 |
試験方法 JIS K6861-1995に準拠
使 用 方 法
● 被着体の表面にあるゴミ、油、離型剤を取り除いた後、アロンアルフアを材料の片面に塗布し、すぐに張り合わせ、軽く押さえながら接着剤を広げて下さい。
標準塗布量は、5~10mg/㎠程度です。必要以上の塗布は接着速度の低下、白化が起こる可能性があります。
● セットタイム(初期接着強度が出る時間)は、温度・湿度・被着体・表面状態により変化いたします。接着条件をご確認の上、圧締時間を設定して下さい。
● アロンアルフアは接着面のわずかな水分で反応します。発泡スチロール表面は非常に水分量が低いため、水分を含んだタオルを硬くしぼり被着体表面を拭いてから使用するとセットタイムが早くなります。
● 更にセットタイムを早くしたい場合は、硬化促進剤(aaセッター、aaアクセレレーター2)をご使用ください。
使 用 上 の 注 意 事 項
● ご使用前にMSDSをお読みいただき安全に十分にご留意ください。
● 本製品をご使用に際しては、十分な試験を行ってください。特に発泡倍率の高いスチロールは、接着面を溶かす場合があります。また、常時水に浸かる場所への使用にはご注意下さい。
● アロンアルフアは刺激臭があり、目・鼻・のどを刺激することがあります。大量あるいは長時間お使いになるときは換気を行ってください。また、保護眼鏡、保護マスクを着用して下さい。
● アロンアルフアは引火性液体です。換気に注して、火気のある場所では使用しないで下さい。
保 管 方 法
● 湿気の少ない冷暗所に保管してください。
(水・紫外線・熱が硬化反応を促進し、性能が低下します)
● 硬化促進剤(aaセッター、aaアクセレレーター2)とは一緒に保管をしないで下さい。
● 幼児や児童の手の届かないところに保管して下さい。
廃 棄 方 法
● 容器の中に接着剤を湿気、光にさらしてゆっくりと硬化させ、廃プラスチックとして処分して下さい。(急激に硬化させると発熱するので注意して下さい。)
● 各都道府県の定める処理方法に従って下さい。
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