特 徴
容量:50g、250g
■ ガラス、金属への接着性が良好です。
■ 低粘度で塗布性が良好です。
一般性状及び性能(代表値)
項 目 | 特性値 | |
---|---|---|
液 物 性 |
外観 粘度(25℃、mPa・s) 比重(25℃) |
無色透明液体 400 1.03 |
硬 化 物 物 性 |
屈折率(NaD線、25℃) 吸水率(23℃水中24hr、%) 硬度 ショアA 硬度 ショアD 伸び率(%) 引張弾性率(kgf/㎟) ガラス転移点(tan δ MAX、℃) 線膨張係数(30℃、/℃) 線膨張係数(150℃、/℃) 硬化収縮率(%) |
1.49 0.45 100 72 100 50 95 1.1×10-4 2.7×10-4 7.6 |
接 着 性 能 |
ガラス/ガラス引張り剪断(MPa) 常態 湿熱(50℃95%RH 164hr) ガラス/アルミ(サンド)引張り剪断(MPa) ガラス/SUS(サンド)引張り剪断(MPa) |
23.0 27.0 16.9 18.2 |
LCR0631の接着性能
被 着 体 | 評価条件 | 接着強さ(MPa) |
---|---|---|
ガラス/ガラス引張り剪断 接着面 Φ 5㎜ |
常態 | 23.0 |
50℃ 95%RH × 168hr | 27.0 | |
アクリル/アクリル引張り剪断 接着面25㎜×12.5㎜ |
常態 | 1.9 |
50℃ 95%RH × 168hr | 1.2 | |
ポリカーボネート/ポリカーボネート 引張り剪断 接着面25㎜×12.5㎜ |
常態 | 4.6 |
50℃ 95%RH × 168hr | 2.3 | |
ガラス/PPS引張り剪断 接着面 Φ 5㎜ |
常態 | 8.4 |
50℃ 95%RH × 168hr | 3.8 | |
-40℃30min/85℃30min×100サイクル | 12.0 | |
ガラス/A1(サンドブラスト) 引張り剪断 接着面 Φ 5㎜ |
常態 | 16.9 |
50℃ 95%RH × 168hr | 15.0 | |
-40℃30min/85℃30min×100サイクル | 21.7 | |
ガラス/SUS(サンドブラスト) 引張り剪断 接着面 Φ 5㎜ |
常態 | 18.2 |
50℃ 95%RH × 168hr | 17.6 | |
-40℃30min/85℃30min×100サイクル | 23.4 |
硬化条件
HYPERSPOT、100mW/㎠、30秒
25mm×12.5mm接着時はさらに高圧水銀灯(コンベア)4000mJ/㎠
使用方法
可視光またはUVで硬化します。それぞれの標準硬化条件は下記の通りです。
可視光 | UV |
---|---|
可視光 3000mj/㎠(436nm) HYPERSPOT(弊社可視光照射装置)、ハロゲンランプ等 例 HYPERSPOT 100mW/㎠(照射距離12~14mm)で30秒 |
UV 3000mj/㎠(365nm) 高圧水銀灯、メタルハライドランプ等 |
上記硬化条件における硬化深度は2mm以上です。なお、貼り合わせ接着部分は上記より少ない光量で硬化が可能です。
接着剤が空気中に露出している場合は空気中の酸素による重合阻害があり、表面硬化性が悪くなります。表面硬化性を高めるには窒素等の不活性ガス雰囲気下で硬化させるか、高照度でのUV照射を行って下さい。
取り扱い上の注意
※ 体質によってはかゆみやカブレを起すことがありますので、保護手袋、保護眼鏡を着用し、換気や排気設備の整ったところで使用して下さい。
※ 日光や室内灯により硬化しますので、使用する際は日光が入らないように遮光したり、500nm以下の波長の光を透過しない透明板を設置し、室内灯には500nm以下の波長の光が出ないイエロー灯を使用して下さい。なお、通常の室内灯下でも液の移し替え等短時間での作業には特に支障ありません。
※ 強酸、強アルカリ、過酸化物、酸化剤とは接近させずに、冷蔵保管して下さい。
※ 廃棄の際は光で硬化させプラスチック類として廃棄するか、有機溶剤に希釈して有機溶剤類として廃棄して下さい。
※ 救急処置:皮膚に付着した場合は速やかに紙タオルで拭き取った後、すぐに石鹸を使用して水で洗い流して下さい。眼に入った場合は大量の水で15分間以上洗眼し、直ちに医師の手当てを受けて下さい。
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