アクリル樹脂系エマルジョン形充てん材 木材補修用
ボンド ウッドパテ（赤・白・タモ白・ラワン）

ウッドパテはアクリル樹脂を主成分とした屋内木部用パテ材です。乾燥後はほとんどの水性・油性塗料による. 塗装が可能です。千割れしにくく研磨、切削加工が容易です。また水性であるために取り扱いが容易です。JAIA F★★★★で建築基準法の使用制限を受けません。

用　途

節目、釘・ネジ穴、あてキズ、すき間の充てん

◇ フローリング床・柱・巾木・階段
◇ 木製ドア・木質サッシ
◇ 木製家具、木製玩具・置物
◇ 木材の塗装前の下地調整

特　徴

◇ 引火性や刺激臭がない。
◇ 乾燥後の肉やせが少ない。
◇ 周囲にはみ出しても、硬化前なら水で落とせる。
◇ 乾燥後は釘・木ネジの使用や切削加工ができる。
◇ ホルムルデヒト、トルエン、キシレンなどの厚生労働省指針値策定１３物質を使用していない

性　状

主 成 分	アクリル樹脂
外 観	ペースト状
不揮発分（％）	８４．０～８８．０
pH	８．０～９．５

使 用 方 法

① 充てん箇所の調整	② 充てん	③ 養　生
・最初に充てんする箇所の油、ホコリ、塗料を取り除き、よく乾燥させてください。 ・充てんする箇所に、ヘラで空気を押し出すようにうめ込んでください。 ・穴や割れ目が深い場合には、割れや肉やせの原因となるので一度に充てんせずに2～3回に分け、固化を確認しながら行ってください。 ・充てん後はすぐに、ヘラで余分なパテをかき取りながら、表面を平らに仕上げます。	・研磨、切削加工、釘、木ネジの使用および塗装は24時間以上おいてから行ってください。 ・養生時間は埋めた穴の大きさや作業環境によって変化します。硬化が不足している場合には養生時間を延長してください。1週間以上経過しても硬くなりすぎることはありません。	・表面が乾燥する前に水がかかると、固化が遅れることがあります。 ・研磨仕上げは紙ヤスリの＃120、240が効果的です。 ・乾燥後にひび割れが生じた場合には、再度その部分にパテを塗布し、表面を平らにしてください。 ・乾燥後に凹凸が目立つ場合は、紙ヤスリやカッターナイフで削り整えてください。

・本品は小さな箇所の充てんにお使いください。幅または深さが5mm以上の箇所に使用すると、乾燥後にひび割れ、肉やせが目立ちます。
・5mm以上の充てんには「ボンド ウッドエポキシ」をお使いください。
・浴室内木部などの常に水がかかる用途や、金属に接する所には適しません。
・ニスやオイルステイン等の木目を生かすような塗料は充てん箇所が目立つ場合がありますので、事前に確認の上ご使用ください。

技術データ

以下のデータはすべて23±2℃、50±5％RHの標準条件下で測定したものです。

各 種 性 能

商 品 名	ボンド ウッドパテ （従来品）	ボンド ウッドパテ （リニューアル品）
● 被塗装性 水性ステイン 水性ニス 水性ウレタンニス 油性ステイン 油性ニス 水性塗料（ｱｸﾘﾙｳﾚﾀﾝ） 水性塗料（ｱｸﾘﾙ） 水性塗料（ｳﾚﾀﾝ） 油性塗料	× × ◎ ◎ ◎ ○ × ◎ ◎	◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
肉やせ	○	◎
ひび割れ	△	◎
木材との密着性	△	◎
最終皮膜の硬さ	硬め 養生１日～１週間で加工	ふつう（合板と同程度） 養生１週間以上でも加工可能
釘打ち性	◎	◎
削りやすさ	○	◎

良い ◎ ～ ○ ～ △ ～ × 悪い

評 価 内 容

被 塗 装 性
パテ皮膜へ塗料を刷毛で塗布し、塗料のはじきを観察
肉やせ、ひび割れ、木材と密着性
幅５㎜～２０㎜、深さ３㎜、長さ７５㎜の溝にパテをヘラで充填し、硬化後の肉やせ、表面のひび割れ、密着性を観察
最終皮膜 の硬さ
３㎜厚での硬度
釘　打　ち　性
３㎜厚で釘が打て、割れないこと
削 り や す さ
カッターナイフによる切削し易さ、ヤスリによる削り易さ

注　意

梱 包 容 量

ウッドパテ （赤・白・タモ白・ラワン）	１㎏（プラスチック缶）
ウッドパテ （タモ白・ラワン）	１２０mlチューブ、３０mlチューブ

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